【北海道大学】道内率・高校別合格者数推移・分析

北海道大学(北大)は旧帝国大学の一つであり、国立大学最多となる12学部を擁する全国トップレベルの人気を誇っています。人文・社会・自然科学のほぼ全ての幅広い分野を学べ、世界的なレベルでの研究ができます。札幌にメインキャンパスを構え、都心でありながらも広大なキャンパス、先進的な研究環境、自然豊かな学びの場という魅力があり、恵まれた環境で学べるところも支持を集めております。

全国から受験してくるため道内占有率が年々下がっており、2026年の入学者のうち道内出身者は約3割とななっています。

この記事では、北海道大学の道内占有率を分析した上で、札幌圏内のトップ高校の北海道大学の合格実績の推移を見ていきます。

・北海道大学は1学年2,600人のうち文系は約600人、理系は約2,000人。
・入試(合格者)は前期日程2,000人、後期日程450人。フロンティア入試等150人。

道内占有率(道内高校出身者)

入試日程別

【道内占有率】

2016年
(11年前)
2023年2024年2025年2026年
前期日程41%34%35%33%33%
後期日程19%12%12%12%17%

・前期日程、2016年 41% → 2026年 33%(8%減)となり減少したまま回復せず。
・後期日程、2016年19% → 2026年17%(7%減)と減少傾向から回復。

北海道大学は道外出身者の比率が年々下がっていることが明確にわかる。とりわけ後期日程は、東大、京大が後期日程がなく東大・京大落ちの全国トップ層が、北大を受験するため道内組はほぼ対抗できず道内占有率は約1割にとどまる。物価高騰の影響を受けてか、南高をはじめとした道内トップ勢が後期で北大を志願する生徒が増加。

前期・文系

・この10年で大幅に減少。とりわけ、数学が不要(数学は選択科目)にできる総合文系・文学部で大幅減少。
→数学を捨てた(諦めた)関東の私立文系早慶組が北大も受験しにきて合格していく流れ。そのため合格者と入学者の乖離もおきている。とりわけ、早稲田政経・法、慶應経済など早慶の看板学部に合格している場合、早慶の看板学部を選択する学生も増えているため、辞退率が上がっている。

【道内占有率】

2016年
(11年前)
2023年2024年2025年2026年
総合文系21%15%14%17%15%
45%38%39%26%36%
57%44%46%44%43%
経済56%44%53%43%51%

※教育学部は20人しかいないためブレが大きいため除外

前期・理系

・10年前と比べると減少しているが下げ止まり。
・総合理系制度導入と重点科目導入により、得意科目の点数割合を増やせる傾斜方式のため、私立の併願先としても選択しやすいことから、全国から志望者が集まる。
・その中で、保健学科は地元志向が強く全国から集まらいため、北海道の占有率が極めて高い。
・函館キャンパスの水産学部は道内占有率が低い。

【道内占有率】

2016年
(11年前)
2023年2024年2025年2026年
総合理系33%29%29%29%27%
医学科48%33%37%29%33%
保健学科74%69%73%75%73%
歯学部50%36%24%31%35%
水産30%22%21%18%22%
獣医9%0%5%5%5%

後期・文系

・東大・京大落ちなど関東・関西のトップ層に道内組はほぼ対抗できない傾向
・ただし、2026年は経済をはじめとして回復。

【道内占有率】

2016年
(11年前)
2023年2024年2025年2026年
17%13%25%14%17%
15%22%11%17%12%
経済35%5%21%14%29%

後期・理系

・東大・京大落ちなど関東・関西のトップ層に道内組はほぼ対抗できない傾向
・ただし、2026年は経済をはじめとして回復。

【道内占有率】

2016年
(11年前)
2023年2024年2025年2026年
理学16%4%15%7%10%
薬学15%25%9%13%26%
工学18%8%9%10%16%
農学7%7%3%5%15%
水産15%23%16%23%34%
獣医13%7%13%0%0%

札幌圏内の高校別 合格者数推移

■札幌北高
 ・合格者数は減少傾向。現役率は約8割。
 ・特に、総合理系が減少(51人→49人→38人)
 ・保健学科が毎年20人前後と多いが減少傾向(26人→13人→13人)
  保健学科は看護学、放射線技術、検査技術、理学療法、作業療法。
 水産学部も多く、“北大”にこだわる生徒が多いのか。

■札幌西高
 ・合格者数は増加傾向。現役率は約8割。
 ・保健学科が毎年10人以上で増加傾向。
  2025年は15人と札幌北高を上回る。

■札幌南高
 ・合格者数は減少傾向。現役率は約8割。
 ・東大、東京科学大落ちの後期合格者数が多いのが特徴。
 ・医学部医学科の合格者数が減少(13人→11人→5人)。
 ・西高と異なり、保健学科は毎年数人。
 ・文系も減少(22人→25人→18人)

■札幌東高・札幌旭丘高
 ・学部別実績は非公開

2023202420252026
札幌北12111397127
札幌南84857081
札幌西62707679
札幌東52607051
札幌旭丘26344026
★札幌第一32273334
札幌開成20161822
★立命館慶祥1581612
札幌月寒17111514
札幌国際情報16111511
北広島1119158
札幌啓成7141414
★札幌光星725147
札幌手稲14141111
★札幌日大1271113